第27回 新宿講演会
開催月日:2020年10月03日(土)
開催場所:新宿エルタワーサンスカイルーム 30階B室

はじめに
内臓トレーニング協会では、今回の講演会の講師である廣岡孝先生の指導の下に、健康アドバイザー制度を設けています。
この制度は、患者さんが病気発症の原因を理解し、自らの生活を正すことによって病気の改善を図っていくことを目的に設定しました。
このために、健康アドバイザーは、腎臓病患者の好ましい生活習慣や、適切な運動・食事療法等について、廣岡先生の厳しい指導を受けてきました。
今回は、内臓トレーニング実践者と健康アドバイザーの交流の様子を紹介しましょう。

内臓トレーニング実践者SさんからのFAX

協会では、実践者からこのような報告書を送ってもらっています。
一見、ぶっきら棒な書面に見えますが、大変的確な分析をしており、自分の病気をしっかりコントロールしていることが分かります。

健康アドバイザーからの回答メール

 実践者は、血液検査表(プライバシー保護のため掲載していません)をもとに、日々の生活を点検して次の検査日までの生活の在り方を考えて、報告してきます。
それに対して、アドバイザーは実践者に
 
①内臓トレーニングの仕方
②病気が安定していること
③血圧が安定していること
④尿素窒素の数値の上下動の解決方法
⑤ カリウムに関する考察
と、現在の生活を肯定するとともに更に励むべきことを指摘して患者の生活を応援しています。
このように実践者が自ら、自分の生活をコントロールしている様子をお分かりいただけたでしょうか。
 改めて、薬は症状を抑えるのが精一杯で、病気は治せません。病気を治すには患者さん自身が持っている自然治癒力を回復させることが大切です。
内臓トレーニングはそのために行っています。

患者自身が主治医であるための健康アドバイザー制度
日本では一般的に、病気の治療を病院に通ってお医者さんに診てもらうことと考えています。
しかし、腎臓病を本気で治そうと思ったら、患者さん自身が主治医でなければなりません。
腎臓病は日々の生活の中から発症した病気です。患者さん自身が、病気の発症原因を突き止め、生活の中で病気の改善を図っていかない限り治ることはありません。
その自覚がないと気付かずに病気の進行を早める行動をしたり、逆に自覚していても誘惑に負けて病気の進行を早める行動をとってしまいがちです。
生活習慣は常に変化しており、それにつれて病気も変化していきます。
患者さん自身が生活を管理して病気をコントロールできる主治医でなければなりません。
健康アドバイザー制度は、廣岡先生の指導監督の下に、患者さんが自らの生活を管理するための支援システムです。
なお、この制度は内臓トレーニング実践者のみを対象としています。

【参加された方の感想】


◆お名前 : 森山 様

◆感想・メッセージ :
初めはずっとクレアチニンが上がって来ていることに悩んで悩んで苦しくて仕方ありませんでした
お二人の先生からのお話を聞いて本当に今が大切であり自分で治すという強い気持ちを持つ必要性を強く感じました
最後に個別相談の時運良く望月先生とお話することが出来ました

検査表を見て先生が「森山さんこの結果で何を心配する必要があるのですか」
「まずは腎臓から離れて笑う事ですよ」と言って頂いた時今までずっと悩んでいた自分がなんだったんだろうと思わず涙が溢れました
先生の一言がどんなに私に勇気を与えて頂き今後内臓トレーニングを頑張る大きな力になりました
これからはトレーニングに食事管理にしっかりやって行こうと強く心に決めました
私の病気に最初はあまり真剣に向き合ってくれてなかった妻も一緒に講演会に参加して一緒に頑張って行く事を約束してくれました
本当に講演会に参加出来た事は私に取って人生に光を与えてくれた一日になりました
望月先生本当にありがとうございました感謝致します
スタッフの皆様にもお世話になりました
今後とも宜しくお願い致します

 


◆お名前 : 原 様

◆感想・メッセージ : 
以前に資料を送付頂きありがとうございます。
今回の新宿セミナーは資料の内容について更に深堀りでき、大変満足しております。
現代病&サラリーマン病の痛風を約30年も前に患い、長い間尿酸値の管理を継続中ですが、これからは一歩踏み込み内臓トレーニング+食事療法を組み合わせ、腎臓機能の再生に努力すべしと、再認識させていただきました。
また AMIGOSにも協会のことを紹介したいと思います。

 


◆お名前 : 匿名希望

◆感想・メッセージ : 
腎臓病の現状認識に非常に役立ちました。
内臓トレーニングについても非常に興味深く拝聴いたしました。
医師からの指示は食事については塩分控えて、今の体重(76?s、やや肥満傾向)を減らして70kgまでにしなさい。できれば65~6kgが良いといわれてます。
食事については会社の社長をやっており朝以外は外食が多く、量を減らしたり、夕食時の炭水化物を出来るだけ摂らないなど、工夫はしていますが根本的な食事療法は行っていないので、そのあたりの指導をお願いしたと思っています。
また、内臓トレーニングについても今が最後の機会かなと思いますので出来れば早期に始めてみたいと思います。

 


◆お名前 : 匿名希望

◆感想・メッセージ : 
とても参考になりました。
金額も掛かりますので少々検討ですが、また宜しくお願い致します。

 


◆お名前 : 匿名希望

◆感想・メッセージ : 
ありがとうございました。
G3bですけど、これから先どういう自覚症状があらわれてくるのでしょうか。
また、ウォーキングは1日にどの位の距離を実践すればいいのでしょうか。
それと、1日3食の献立をどう組み立てたら、効果があるのでしょうか。

 


◆お名前 : 匿名希望

◆感想・メッセージ : 
クレアチニン値・eーGFRばかりに気を取られて、がっかりしたり喜んだりしていましたが尿素窒素、尿酸、蛋白尿などトータルに観察するようにアドバイスを受け納得しました。
もう4年目になります。このままクレアチニン値2,0前後を維持できるように節制していきます。
またコロナの終息には2~3年かかるというお話にも納得で、もういいんじゃないかと油断しそうになっていましたのでこちらも引き締めてまいります。
どうぞよろしくご指導くださいませ。

 


◆お名前 : 平出 様

◆感想・メッセージ : 
嫌がる妻を同伴して、食事療法を詳しく知りたくて講習をうけましたが、食事で簡単にどれが悪くて、どれが良いか具体的な項目の提示がなく機械を使用した結果の事例ばかり時間をかけていました。
仕事をしてる身分では、1日、30分~1時間の時間、をかけてトレーニングをすることができません。
又、機械が高額なので、購入に負担がかかります。
以上のことで、がっかりいたしました。

 


◆お名前 : 匿名希望

◆感想・メッセージ : 
器材を購入しトレーニングを開始して半年経過、ややマンネリ化してきたところで講演会に参加する機会を得てまた決意を新たにすることが出来ました。
特に廣岡先生のお話は初めて聞いたのでとても参考になりました。
何事も継続は力なりで頑張ってトレーニングします。

 


◆お名前 : 杉本 様

◆感想・メッセージ :
平成30年6月4日から内臓トレーニングを実践させていただいております。
直前の5月9日のクレアチニン値は4.51でした18か月後の令和2年1月の値は4.59でほぼ変わらずでした。
半年後の6月検診では値が6.30と急激に上がってしまいました。
その後5.64に下がりましたが。コロナの影響でしょうか

 


◆お名前 : 石井 様

◆感想・メッセージ : 
有意義な講演会ありがとうございました
大変勉強になりました
フットスキッパ-を使って1年半になります
フットスキッパ-は病院の先生方にはどのくらい浸透しているものなのでしょうか?
ぜひ使ってくださいと進めてくださいますか
現在利用者は何人くらいいらっしゃるのでしょうか
私の体の相談は別枠でメ-ルさせていただきますのでよろしくお願いします

 


◆お名前 : 匿名希望

◆感想・メッセージ : 
静岡トレーニングセンター&新宿の講演会に参加。
先ず廣岡先生並びに望月先生有意義なお話有難うございました。
緩んでいた気持ちに再度ギヤを入れなければ、と心新たにした一日でした。
40歳の時なんの自覚症状ないまま突然慢性腎炎(eGFR40)と宣告され頭の中真っ白に。
以降、電卓片手に徹底的に蛋白、塩分調整の食事療法。
当時(1990年頃)は今ほど治療食が充実していなくて非常に苦労しました。
55歳頃(eGFR60前後まで回復)担当医から寛解したかもしれませんね?との言葉で途端に気が緩み食事管理も徐々にアバウトに。
それでも73歳になった今も透析導入には至っておらず、年齢的な臓器の衰えもあり現在eGFR45,8 cr0,92。数値的にはまだ酷くはありませんが残された人生を透析の不安なく過ごすためにもフットスキッパーに巡り合えてよかったと思っています。
まだ始めたばかりですが足のむくみが取れました。
毎日3時間通電時間に取られるのは大変ですが頑張ります。
33年間なんとか普通の生活が出来たのも初期の徹底した食事制限を頑張ったと思いながらも長年の気の緩みが出ていましたがフットスキッパーという強い味方が出来ました。
内臓トレーニング協会の皆様これからもご指導宜しくお願い申し上げます。