70.8%の人がクレアチニン値の進行を止めています

内臓トレーニング協会は、内臓トレーニング実践者から実践報告をいただき、病状に合わせたトレーニング方法をアドバイスしています。報告をいただいた腎臓病の192人の結果をまとめてみました。

(腎臓病の治療実績は、社団法人内臓トレーニング協会で管理しています。)

内臓トレーニングによるクレアチニン値の変化

クレアチニン値別の改善結果

◆クレアチニン値が低いほど、下がる確率が高い。
◆現状の治療では、クレアチニン値5.00程度までは様子見が多い(治療法がない)その後は透析の準備治療となる。
◆クレアチニン値が3.00くらいまでは下がる確率が高い。80%から90%弱まで下がっている。
◆クレアチニン値5.00以上でも50%程度が下がっている。

クレアチニン値4.00以上の人のうち、24人が1年以上透析を回避していた

このグラフは、トレーニング開始時の数値が4.00以上で,1年以上透析に入らなかった人達のクレアチニン値の推移を示しています。クレアチニン4.0とは、60歳男性の場合、病期が5でeGFRが13%であり、透析直前の人達の数値を意味します。なお、上限をクレアチニン値8.0に抑えたのは、日本腎臓学会の治療のガイドラインに8.0以上になると透析導入を勧告するとあるからです。8.0を突き抜けた人は透析に入ったと考えました。ここに上げた24人の中には、既にシャント手術を済ませている人や、半年以内に透析導入を宣告されている人もいます。