第13回 新宿講演会
開催月日:2016年05月28日(土)
開催場所:新宿住友スカイルーム 47階 ROOM5+6

腎臓病は生活の中から発症する
2人の講師は、内臓トレーニングに励んでいる腎臓病患者さんのほとんどが、心臓、血管や血液などの循環器系の器官に病気を抱えているという。そこで、腎臓病の発症原因は血流の衰えにあるとし、血流の衰えを改善すれば、腎臓病のほとんどの症状は改善すると説明していました。そして、血流の衰えは、すべて日々の生活の中にあるとも付け足していました。

例えば、
①歩いたり運動をしない生活を続けていると、第2の心臓といわれるふくらはぎが動かないため、下半身の血流が滞ります。

②首筋や肩に凝りがあると脳の血流が不足し、背中や腰の凝りを放置したままでいると、心臓や腎臓など凝りの周辺の臓器の血流に支障が出てきます。

③常にストレスを抱えた生活をしていると、自律神経が失調して血圧のコントロールが出来なくなり、やはり血流に支障が出てきます。

年をとってからの健康の源は血流改善
人体にある血管の総延長距離は、地球2周り半、約10万kmといわれています。上に述べたような生活を30年も40年も続けていると、血管はボロボロになり、血管内には血栓が出来るなど循環器系全体に支障が出てきます。腎臓病を含む循環器系の病気の改善のキーワードは血流改善であるといえましょう。
多くの医師たちが血流改善の大切さを説いています。また、健康増進をうたう団体のホームページや健康雑誌にも、血流改善のための運動やサプリメントの情報が溢れています。
しかし、青だけ踏みやふくらはぎ刺激などの健康法は一時的なブームになっても、なかなか日常生活に根付くことはありません。増してや、血流改善をうたってクリニックを開業している医師も居りません。誰もが血流改善の大切なことを認識しながら、生活の中から発生する血流の衰えを解決し切れていません。この結果、医学の進歩は目覚しいといわれながら、病気の90%以上が治らないのでしょう。
内臓トレーニングは医学的根拠に基づいて、血流改善に真剣に取り組んでいる健康法です。

【参加された方の感想】